CCSDS LDPCコーデックは、8160ビットの符号化ブロックサイズでコードレート223/255をサポートします。これにより、従来のリードソロモンデコーダーを簡単に置き換えることができます。地球近傍宇宙ミッション向けに設計されているため、優れたエラー訂正のパフォーマンスにより、マイクロ波や光リンクなど高いスループットのアプリケーションに最適です。
● 主な機能
- 8160ビットのブロックサイズ
- コードレート223/255(7136/8160)
- 「TM同期とチャネルコーディングの推奨規格:CCSDS 131.0-B-3、ブルーブック」に準拠
● 特徴
- リードソロモンデコーダーと比べ、2.5dB以上利得が得られます
- 低消費電力と低複雑度の設計
- 収束動作を高速化するための階層型LDPCデコーダアーキテクチャ
- ブロック間パラメターをオンザフライコンフィギュレーション可能
- 繰返LDPCデコーダーの早期停止機能搭載によりエネルギーを節約可能
- エラー訂正のパフォーマンスとスループットのトレードオフのため、LDPCデコードの繰り返し回数をコンフィギュレーション可能
- 統計情報の収集・出力(反復回数、デコードの成功)
- ASICおよびFPGA(ザイリンクス、Intel)対応
● 納品物
- VHDLソースコードまたは合成ネットリスト
- VHDLシミュレーションテストベンチ及びRTLシミュレーションモデル
- ビット精度のMatlab、CまたはC ++シミュレーションモデル
- ドキュメント
● アプリケーション
- 地球近傍天体と深宇宙通信
- スペースリンク通信
- マイクロ波リンク
- 光リンク
- より高スループットのアプリケーション