TC4902はスループットの対エリア比が非常に高く、SNR性能を犠牲にしないアプリケーションに最適なソリューションです。TC4902は革新的なLDPC技術を実装し、これまでにない小さな面積でギガビットレンジのスループットをサポートします。TC4902は、 レイテンシが制限され、非常に高いスループットのアプリケーションにとって、理想的なソリューションです。 また、コードは独自のプロプライエタリLDPC行列設計技術をベースにしており、閾値(高BER)領域の劣化を防ぎながら、 低いBERレベルで非常に良いSNR性能を実現しております。デコーダコアは、効率的な並列実装技術を用いて小さなシリコン面積でギガビット/秒のスループットのレベルを達成しました。 FPGAデバイスにTxとRxの両方を実装した場合、わずか20KLUTsのロジックを使用します。コードレートやブロックサイズ等はコンフィギュレーション可能。
● アプリケーション
- 地上通信のバックホール
- 衛星通信
- 官庁システム
● 仕様
- 高スループット・低レイテンシの最適化済みLDPC符号
- 無線バックホール用途に最適
- ブロックサイズを自由に決められる (100~6kビット)
- コードレートも自由 (0.5~0.92)
- エンコーダとデコーダあり
- ビットLLR入力インタフェース
- QAMの信号点配置に最適 (QPSKから1024QAM)
- SNR性能が抜群、FER < 1E-6が実証済み
● 機能
- 実証済みのコア
- ギガビットレンジのスループット
- 業界最小の規模
- 低レイテンシ
- AXI4 ストリーム・インタフェース
- 繰り返し停止機能で省電力化
- 現場でフレームごとの設定
- 精確なSNR推測
- LDPC統計モニタリング