XIPB8001B True Random Number Generator(TRNG)
XIP8001Bは、Xipheraの真乱数発生器(TRNG)IPコアは、VHDLで設計されています。設計手法はベンダーに依存せず、FPGAおよびASICベースの設計と簡単に統合可能。XIP8001Bには、NIST SP 800-90Bで指定されたスタート・アップ・テストとオンライン・ヘルス・テスト機能が含まれています。本IPコアの出力は、キー派生、対称鍵アルゴリズムの初期化ベクトルの生成、及び疑似乱数生成器(PRNG)への入力等、さまざまなアプリケーションで必要なランダムビットの供給に使用できます。
● ブロック図
● 特徴
- コンパクトなサイズ:各社のFPGAに実装時のリソース使用量は下記の表をご参考。
- 自律動作:XIP8001Bが使用するエントロピー源は、他のFPGAロジックと独立して機能します。エントロピー源が機能するためには、FPGAの内部クロック信号は必要ありません。
- パラメータ設定可能:XIP8001Bには、dout出力の幅、内部バッファのサイズ(幅と深さ)、およびヘルステストの閾値など、いくつかのパラメータ設定が可能。
- セキュリティ機能:XIP8001Bには、内部バッファのすべてのビットを消去('0'に設定)するためのゼロ化機能など、さまざまな付加のセキュリティ機能があります。
- 規格準拠:このコアはNIST SP 800-90Bに準拠して設計されており、そのため、FIPS 140-3認暗号モジュールでの使用が可能です。
- 統計テストの合格:XIP8001Bのエントロピー源の出力は、PractRand、gjrand、TestU01、NIST SP 800-22統計テストスイート、およびdieharderテストスイートに合格しています。
● リソース使用量
ディバイス |
リソース使用量 |
出力ビットレート |
|
ロジック | メモリ | ||
Intel® Cyclone® 10 GX |
1387 ALM |
2M20K |
2.34 Mbps |
Intel® Arria® 10 GX |
1387 ALM |
2M20K |
2.56 Mbps |
Xilinx® Kintex® UltraScale+ |
1426 LUT |
1 RAMB18 |
4.28 Mbps |
Xilinx® Zynq® MPSoC |
1453 LUT |
1 RAMB18 |
4.11 Mbps |
Lattice® ECP5® |
2737 LUT4 |
3EBR |
2.79 Mbps |