MACsec IPコア BA451
BA451は非常に拡張性の高い暗号処理エンジンで、高スループットのアプリケーション向けにMACsec規格を実装するIPコアです。現在のネットワーク技術では、送信元の認証、およびデータの整合性と機密性の保持がますます重要になっています。セキュリティプロトコルをほぼすべてのOSIレイヤでインプリメントするソフトウェアはたくさんありますが、ソフトウェアはタイミングが重要になる高スループットのアプリケーションには向いていません。OSIレイヤ2 (データリンク層) では、MACsecがトランスポート・セキュリティ・プロトコルのチョイスです。
● 実装面の柔軟性と拡張性
BA451 IPコアはASICにもFPGAにも容易にポーティングできます。色々なテクノロジでアプリケーションを幅広くサポートします。独自のアーキテクチャを持ち、高い拡張性があり、スループットと面積とレイテンシのバランスを取ることができます。
● 特徴
- 10, 40 または 100個のGBEリンクを統合可能
- スループットは10 Gbps~800 Gbps
- AES-GCM-128/256をサポート
- ASICとFPGAで利用可能
- IEEE 802.1AE, 802.1AEbn および 802.1AEbwに準拠
- データパスは128~1024ビット
- TCAMへのインタフェース
- SecTagの追加・削除
- ICVの生成・チェック
- 分類
- バイパスモード
● アプリケーション
- クラウドコンピューティング
- データセンタ―
● 納品物
- ネットリストまたはRTL
- 合成用スクリプト・静的タイミング解析 (STA) 用スクリプト
- 参照ベクタによるセルフチェックテストベンチ
- ドキュメント