● 概要
MPEG1/2 - I/IIオーディオ・エンコーダ(CWda74)は、オーディオ・ストリームのエンコード・エンジンとして動作するように設計されたIPコアです。このIPコアは、ASICやFPGAに実装されます。
IPコアは、Coreworks社のFireWorks™ 32ビットRISCプロセッサと、SideWorkcmリコンフィギャラブル・ハードウェア・アクセラレータで構成されています。
IPコアのコマンド、設定、および状態は、AMBA APBインタフェースによってアクセスされ、コンフィギュレーション、コントロール及びステータス・レジスタによってパラメター情報を読み書きできます。このインターフェイスを駆動する、外部のI2C、SPIコアなどもオプションで提供されています。
IPコアは、外部またはチップ内蔵のプログラム・メモリとデータ・メモリを必要とします。SPDIF、I2S、またはTDMなどオーディオ・データI/Oを駆動する外部インターフェースコアもオプションで提供されています。コーデックの設定は、ソフトウェア・インターフェイス・プロトコル(SIP)を介して実行されます。 SIPは、オーディオフレームをエンコードしたり、デコードするために必 要なすべてのパラメータの複合構造体です。圧縮・再生は、連続的にまたは1フレーム毎に実行できます。
● ブロック図
● FPGAリソース使用情報
ファミリ | スライス数 | BRAM | DSP48E |
F (MHz) |
|
LUTs | FFs | ||||
Spartan-6™ | 2,113 | 20x18Kb + 2x9Kb |
4 | 80 | |
5,695 | 3,219 | ||||
Virtex-5™ | 2,150 | 6x36Kb + 12x18Kb |
4 | 100 | |
4,663 | 3,244 | ||||
Virtex-6™ | 1,910 | 8x36Kb + 10x18Kb |
4 | 120 | |
5,218 | 3,219 |
● 特徴
■ | 2つのステレオ・オーディオ・ストイームのリアルタイムのデコーディング @ 100 MHz | |
■ | シングルとダブル・ステレオ・ストリームをサポート | |
■ | チャンネル・モード:モノ、ジョイント・ステレオ、ステレオ | |
■ | サンプル・レート: Fs = 16, 22.05, 32, 44, 44.1 と 48KHz対応 | |
■ | 最大24-ビットオーディオ・サンプル精度 | |
■ |
デコードの設定及び状態確認の為のステータスとコントロール・レジスタ・インターフェース |
|
■ | 64kBの外部メモリ | |
■ | リコンフィギャラブル・アクセレータと外部メモリ又はI/Oの間の高速双方向性データ通信を行うDMAコントローラ内蔵 | |
■ |
Layer Iは193サンプルレーテンシ Layer IIは576サンプルレーテンシ |
|
■ | オーディオ・データのFIFOインターフェース:PCM,Raw,AES3,SMPTE337M,SPDIF,I2S/TDM,カスタム | |
■ | コントロール・インターフェース:メモリにAMBA-AHB、ステータスとコントロールにAPBスレーブ・インターフェース |
● 利点
■ | 低価格のFPGAにフィットするコンパクトなハード設計 | |
■ | 低い動作周波数 | |
■ | 非常に低い消費電力 |
● 納品物
■ | データシート | |
■ | FPGA ネットリスト | |
■ | プログラム・バイナリ | |
■ | 設計制約スクリプト | |
■ | 評価ボード (オプション) |