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AAC-LCステレオオーディオ・エンコーダ (CoreWorks社 CWda84)

 

 

 

AAC-LCステレオオーディオ・エンコーダ (CWda84) はステレオオーディオストリーム1本をリアルタイムにエンコードできるオーディオIPコアです (1)。

このコアはAAC-LCステレオ・エンコーダ・ソフトウェアとCoreworksプロセッサベースのハードウェア・オーディオエンジン・プラットフォームCWda1011で構成されます。

ソフトウェアはイメージファイル (.bin) にコンパイル済みです。制御インタフェース (パラレルAMBA APBまたはシリアルSPI) 経由でブート時に自動でロードされ、オーディオエンジン・プラットフォーム上で実行されます。パラメータ設定もシンプルです。

プログラムの設定変更、制御、監視は、それぞれ設定ファイル、制御ファイル、ステータスレジスタファイルで可能です。ファイルは制御インタフェース経由で読み込みます。

オーディオ入力・出力インタフェースはネイティブのパラレルインタフェースです。I2C/TDMやSPDIFなどのオーディオインタフェース規格もサポートします。

外部メモリとのインタフェースは次のいずれかを選択します。AMBA AXI (ASIC、Xilinx FPGA用), Avalon (Altera FPGA用), MIG (Xilinx FPGA用)

CWda1011プラットフォームはジェネリックなCWdaXYZオーディオエンジン・プラットフォームを実際の形にしたものです。ストリーム数が異なる場合 (1~16ストリーム)、対応するプラットフォーム製品も違います。お問い合わせ頂ければ、要件に合わせてベストなソリューションを提案致します。

(1) ストリーム数の違いによってIPコアの型番は変わります。詳しくはスピナカー・システムズまでお問い合わせください。

仕様

  • AAC-LCエンコーダはISO/IEC 13818-7オーディオ規格に準拠しています。Fraunhofer IISの高音質ソフトウェアを援用しています。
  • サポートするチャンネルモード: mono, dual mono, stereo, and joint stereo
  • サポートするサンプルレート: 11.025, 12, 16, 22.05, 24, 32, 44.1, 48 kHz
  • サポートする伝送形式: ADTS, LATM, LOAS
  • 16-bit input audio resolution
  • 577 kBの外部メモリが必要
  • 出力レイテンシを設定可能、外部ソース (ビデオなど) との同期に有効
  • 最小レイテンシ: 1フレーム
  • 制御・設定・監視用にソフトウェアのインタフェースプロトコル
  • ミュート中または1フレームリピート中にパラメータ変更
  • 70 MHzでワーストケース設定 (最大ビットレート・最小サンプリングレート) でのリアルタイムオペレーションが可能設定を変えた場合の性能などの違いについては、ご要望があれば提示致します。
  • インタフェース
    • 設定・制御・ステータス監視用にAMBA-APB, SPI
    • 外部メモリアクセスとしてAMBA-AXI, Avalon, Native MIGインタフェース (命令・データアクセス)
    • オーディオ入力としてI2S/TDM, SPDIF, パラレルインタフェース
    • オーディオ出力用パラレルインタフェース