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MPEG2 HDTV/SDTV TSデコーダ (Amphion社 CS6822)

 

 

 

 

 特徴

HDTV/SDTV MPEG2-TS入力、MP@HLまでサポート
一つのFPGAで、480i/480p/720p/1080iのストリームをリアルタイムでディコード可能
アスペクト比16:9及び4:3対応
優れているエラー耐性とエラー回復能力
非常にサイズが小さく、製品のロー・コスト化につながる

 TS DEMUX
   MPEG2 TSの規格ISO/IEC 13818-1に準拠する入力TSストリームから、一つのビデオPESとオーディオPESに分離します。プログラム番号を指定すれば、テレビ番組に含まれているビデオとオーディオストリームを自動的に抽出します。非常に小さな自社製RISC CPUが内蔵している為、テーブルの解析・検索等柔軟に行うことができます。また、ビデオとオーディオ同期再生する為、ビデオとオーディオのタイム・スタンプと共に90KHzで再構築したプログラム・クロック・リファレンス(PCR)を出力します。

VBV BUFFER& PES PARSER
  TSストリームから抽出されたビデオPESストリームとオーディオストリームはそれぞれのVBVバッファーに搬送されます。ビデオVBVは、外部のSDRAMメモリで具現化され、AHBマルチプレクサを通して、VBVモジュールのAHBポート経由で行われます。
パケテッド・エレメンタリ・ストリームパーサは入力したISO/IEC 13818-1 PESからエレメンタリ・ストリーム(ES)を抽出し、1クロックバイトMPEG2 ESディコーダへ出力します。
     
 ESデコーダ CS6651
   CS6651はISO/IEC 13818-2とISO/IEC 11172-2に完全準拠し、4:2:2@HLまでのビデオストリームをデコードできます。わずか7400スライスの小さなサイズ及び優れたエラー診断・回復機能でご好評を頂いています。HOST CPUでコントロールすると高速、早送り・巻き戻し及びポーズ、Pan-Scan機能を簡単に実現できますが、CPUなしでレジスターの設定だけで自律的にデコード可能。プログレッシブとインターレスストリーム入力対応し、ディスプレイ時インターレス出力もしくはプログレッシブ出力を選択することもできます。

 入力・出力・SDRAMインタフェース
  テレビチューナから8ビット幅のTSデータをTSクロックで入力します。同期バイトはDEMUXより自動検出されます。プログラム番号を入力することによって、選択された番組を出力されます。
VBVバッファーとESデコーダ用のフレームバッファーは二つ32BitのSDRAMで実現しています。専用SDRAMコントローラは内蔵しています。
HD 出力フォーマットはSMPTE293M(525p)、SMPTE274M(1080i)及びSMPTE296M(720p)に、SD出力フォーマットはCCIR-601の16ビットのタイミング規定に準拠しています。RGB出力はオプションで対応可能。

 製品名  デバイス  使用LC  使用メモリ/DSP  性能 (Fmax)
 CS6651 MPEG-2 ESデコーダ  XC4VLX25-12  14673LC  1 BRAM16s/
 10 DSP48s

 MP@HL@108MHz
 (117MHz)

 XC5VLX30-3  11899LC  1 BRAM 18x2s/
 10 SP48E
 4:2:2P@HL@133MHz
 (135MHz)
 CS6822 MPEG-2 TS デコーダ  XC4VFX60-12  19726LC  6 BRAM16s/
 1 DSP48s
 MP@HL@108MHz
 (110MHz)