● 特徴
HDTV/SDTV MPEG2-TS入力、MP@HLまでサポート
一つのFPGAで、480i/480p/720p/1080iのストリームをリアルタイムでディコード可能
アスペクト比16:9及び4:3対応
優れているエラー耐性とエラー回復能力
非常にサイズが小さく、製品のロー・コスト化につながる
● TS DEMUX
MPEG2 TSの規格ISO/IEC 13818-1に準拠する入力TSストリームから、一つのビデオPESとオーディオPESに分離します。プログラム番号を指定すれば、テレビ番組に含まれているビデオとオーディオストリームを自動的に抽出します。非常に小さな自社製RISC CPUが内蔵している為、テーブルの解析・検索等柔軟に行うことができます。また、ビデオとオーディオ同期再生する為、ビデオとオーディオのタイム・スタンプと共に90KHzで再構築したプログラム・クロック・リファレンス(PCR)を出力します。
VBV BUFFER& PES PARSER
TSストリームから抽出されたビデオPESストリームとオーディオストリームはそれぞれのVBVバッファーに搬送されます。ビデオVBVは、外部のSDRAMメモリで具現化され、AHBマルチプレクサを通して、VBVモジュールのAHBポート経由で行われます。
パケテッド・エレメンタリ・ストリームパーサは入力したISO/IEC 13818-1 PESからエレメンタリ・ストリーム(ES)を抽出し、1クロックバイトMPEG2 ESディコーダへ出力します。
● ESデコーダ CS6651
CS6651はISO/IEC 13818-2とISO/IEC 11172-2に完全準拠し、4:2:2@HLまでのビデオストリームをデコードできます。わずか7400スライスの小さなサイズ及び優れたエラー診断・回復機能でご好評を頂いています。HOST CPUでコントロールすると高速、早送り・巻き戻し及びポーズ、Pan-Scan機能を簡単に実現できますが、CPUなしでレジスターの設定だけで自律的にデコード可能。プログレッシブとインターレスストリーム入力対応し、ディスプレイ時インターレス出力もしくはプログレッシブ出力を選択することもできます。
● 入力・出力・SDRAMインタフェース
テレビチューナから8ビット幅のTSデータをTSクロックで入力します。同期バイトはDEMUXより自動検出されます。プログラム番号を入力することによって、選択された番組を出力されます。
VBVバッファーとESデコーダ用のフレームバッファーは二つ32BitのSDRAMで実現しています。専用SDRAMコントローラは内蔵しています。
HD 出力フォーマットはSMPTE293M(525p)、SMPTE274M(1080i)及びSMPTE296M(720p)に、SD出力フォーマットはCCIR-601の16ビットのタイミング規定に準拠しています。RGB出力はオプションで対応可能。
製品名 | デバイス | 使用LC | 使用メモリ/DSP | 性能 (Fmax) |
CS6651 MPEG-2 ESデコーダ | XC4VLX25-12 | 14673LC | 1 BRAM16s/ 10 DSP48s |
MP@HL@108MHz |
XC5VLX30-3 | 11899LC | 1 BRAM 18x2s/ 10 SP48E |
4:2:2P@HL@133MHz (135MHz) |
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CS6822 MPEG-2 TS デコーダ | XC4VFX60-12 | 19726LC | 6 BRAM16s/ 1 DSP48s |
MP@HL@108MHz (110MHz) |